Aさんは眠れない日々が続き、理由もなく悲しくなりいつも泣いていたため、心配した友人が病院を受診することを勧めてくれました。薬の効果で凄く眠れるようになり何十年かぶりにぐっすり眠れたと感じることができ、憂鬱な気持ちもなくなりつつありましたが、無気力な状態は続いていました。一時期仕事を始めましたが途中で気力がなくなり辞めてしまいました。約5年間は睡眠薬で眠れる生活が続いていましたがその後再び眠れなくなり日常生活に支障をきたすようになりました。現在薬のせいで約12時間位眠ってしまうため日中の稼働時間は6時間程度になっています。食事に関しては同じ物ばかり食べ続けることが多く、以前は綺麗好きで一日2回掃除機をかけ常に整理整頓をしていましたが今は何もかもできなくなりました。物をどこに置いたのかすぐ忘れてしまい探し物をしていることが頻繁にあります。相変わらず涙もろく意欲も低下し、不眠、食欲不振、うつ状態が続いています。

受診状況等証明書、現在の状態を記載した診断書、現在の困難な日常生活の状況について就労状況等申立書を添付しました。

結果、障害基礎年金2級が請求日時点から認められました。

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