Hさんは体調が悪すぎて仕事を辞めてしまいました。「ストレスが原因なのか…」と、自分でも不安な状態で通院を続けていましたがなかなか体調は回復しませんでした。吐き気、ふらつき、倦怠感がひどい状態で会話をすることも難しく、入浴は3～4日に1度しかできません。洗髪後は体力がなく家族に髪の毛を乾かしてもらっています。激しく疲れて動けない状態を主治医に話したところ「慢性疲労症候群かも」と言われ、漢方治療も続けています。なかなか思うようには改善しませんが、一日18時間必要だった睡眠時間が14～15時間位に変わり、起き上がれる時間が多少増えてきました。しかし、まだまだ長時間の話の体力は続かず、今回の障害年金申請の際の面談に関しても1時間しか続けて話ができず、10分横になって休憩をとる状態でした。仕事はもちろん、家事を行うことも難しい状態で、日常生活に著しい制限を受けています。

受診状況等証明書、初診日から1年半時点の診断書と、現在の状態を記載した診断書、現在の困難な日常生活の状況について就労状況等申立書を添付しました。

結果、障害基礎年金2級が障害認定日時点から認められました。

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