Kさんは退職後、就活しようと思いましたが燃え尽きてしまい再び働く意欲が湧いてきませんでした。布団から出られずずっと横になったまま、食事もできない状態になっていたため、母親が同伴して病院を受診させました。薬を処方されましたが、その薬が合わなかったため更に体調が悪化し半年間位は当時の記憶がありません。また、何度も危険な行動をして救急搬送されたことや暴力をふるって警察官が家に来ることもあったため、入院をして治療に専念した時期もあります。退院後は福祉施設での就労を試みますが、激務のため身体を休める時間がなく再び記憶がないまま車に飛び込みそうになったり、ビルの屋上に立っていたりと危険な行動をとっています。日常生活については金銭管理を含め常に援助が必要な状況でさらに多量服薬で何度も救急搬送されていることから、常に守られた環境下での生活が必要となっています。

受診状況等証明書、初診日から1年半時点の診断書と、現在の状態を記載した診断書、現在の困難な日常生活の状況について就労状況等申立書を添付しました。

結果、障害基礎年金2級が障害認定日時点から認められました。

【個人情報のため、事実とは一部異なります】