Lさんは運送関係の仕事をしていました。一日15時間以上の勤務時間で疲れ切っていたため、夜寝ようと思ってもなかなか寝付けなくなっていました。仕事に行こうと思うとお腹が痛くなり、夕方になるとさらに調子が悪くなるため、早退する日々が続いていました。そんな状態を心配した同僚から精神科への受診を勧めらました。診断結果はうつ病でした。上司からは「そのような状態で働かせることはできない」と言われ退職となりましたが、経済的に働かなければいけない状況でした。短期のアルバイト等を繰り返しながら頑張っていましたが、同僚からの心無い言葉で次第に体調不良の日々が続き辞めざるを得なくなりました。その後求職活動を開始し始めましたが、新型コロナウィルスの影響で現在活動できない状況です。家庭内での日常生活については概ね何とかできていますが、抑うつ気分、意欲低下、不安焦燥、不眠が慢性化しており、労働することは難しい状態です。

初診日から1年半時点の診断書と、現在の困難な日常生活の状況について就労状況等申立書を添付しました。

結果、障害厚生年金3級が障害認定日時点から認められました。

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