Vさんは仕事中右足が動きにくいと感じていましたが、元々疲れやすい体質で腰痛もあったため、ただの筋肉痛と思っていました。しかし、なかなか改善しなかったため家族からは受診を勧められていました。数日後、整形外科を受診すると「腰のヘルニア」と診断され痛み止めを処方されました。初めに両足が痛くなり、次に手が痛くなるなど日によって痛む場所が移動していきヘルニアにしてはおかしいと思っていました。暫くすると体中のこわばりを感じるようになり洗濯物を干すことや料理をするのも辛くなってしまいました。その他多彩な症状が併発されたため、複数の病院を回りましたが病名は分かりませんでした。ある日、このような辛い状態を見ていた友人から「線維筋痛症」ではないかと言われたことをきっかけに、自ら専門の病院を探して受診をし、診断してもらうことができました。現在は全身痛のため、外出はほとんどできず自宅内ではほぼ寝たきりです。病院に行く時のみ杖を使用し、自宅内の移動は歩行器を使っています。自力での日常生活は不可能のため、入浴、排泄、着替え、家事、清掃など多方面で介護が必要な状態です。

受診状況等証明書、現在の状態を記載した診断書、現在の困難な日常生活の状況について就労状況等申立書を添付しました。

結果、障害基礎年金2級が請求日時点から認められました。

【個人情報のため、事実とは一部異なります】