Ｐさんは眼が霞むようになり車を運転している最中も前が見えなくなっていました。近所の病院を受診し視野の中心が見えにくいことを伝えたところ、より詳しい検査が必要とのことで大きな病院を紹介されました。検査の結果、視神経炎と診断され入院をして投薬治療を開始しました。退院後は2～3ヶ月に1回、通院していましたが眼は見えていませんでした。職場復帰も叶わず退職となりました。そんな中、足の動きが悪くなっていましたが、まだ杖をつけば歩ける状態でした。しかし、筋力低下の進行から手足の動きが悪化、杖歩行もふらつきが見られるようになり、どうしても立てなくなってしまいました。最近の日常生活の動作については、常時歩行器が必要となり、「ボタンをとめる」「紐を結ぶ」など指を使った作業もできなくなりました。リハビリのための通院にも眼が見えないため家族の付き添いが必要になっています。

受診状況等証明書、初診日から1年半時点の診断書と現在の状態を記載した診断書、現在の困難な日常生活の状況について就労状況等申立書を添付しました。

結果、障害厚生年金1級が認定日時点から認められました。

【個人情報のため、事実とは一部異なります】