Ｒさんは「知人の死」をきっかけに気持ちが落ち込むようになり、誰かを頼りたいという思いからクリニックを受診しました。この頃から大勢の人が集まる場所や暗くて狭い場所に行くと、息の仕方が分からなくなるほどパニックに陥るようになっていました。何もしていないのに涙が出たり、突然不安に襲われ玄関の鍵を何度も確認するなど精神状態が安定していませんでした。更に唯一相談できていた友人の態度が急に冷たくなったことで、人を信用できなくなり、お酒の量が増え、自殺の方法をネットで検索する日々が続いていました。夫とは家庭内別居状態が続いているため子供しか頼れる人がいません。家事もしたくない、家から出たくない、人に会いたくない気持ちが強いため、食事や掃除、買物等は子供がいなければ、一人では何もできない状態になってしまいました。通院当日は子供が受診時間が分かるように、何段階もアラームを設定してくれているお陰で何とか受診できている状況です。

現在の状態を記載した診断書、現在の困難な日常生活の状況について就労状況等申立書を添付しました。

結果、障害基礎年金2級が請求日時点から認められました。

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