Ｙさんは忘れ物が多く、じっとしていることが苦手な子供でした。社会人になり仕事上お酒を飲む機会は増えましたが、この時はまだ自宅で飲むようなことはありませんでした。多額の借金を背負ったことが原因でストレスが重なり自律神経の乱れや発汗異常から次第に酒量が増えていき、夫婦関係も悪化していきました。下痢や不眠、意欲低下などが出現したため病院を受診し、その後一時的に改善されましたが、再び妻との関係性が崩れ離婚調停のストレス等から症状は悪化していきました。退職後も夜間不眠（入眠困難、中途覚醒等）のため日中は横になっていることが多く生活のリズムが乱れており、意欲低下からひきこもりの生活となり、イライラ感の強まりで家族に対して攻撃的になることもあります。食事摂取の不良で体重が極端に減少するなどして入院した過去があるため、日常生活では両親の支援が必要となっており、現時点での就労は難しいと思われます。

受診状況等証明書、現在の状態を記載した診断書、現在の困難な日常生活の状況について就労状況等申立書を添付しました。

結果、障害厚生年金3級が請求日時点から認められました。

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