Zさんは幼い頃からけいれん発作の治療として、てんかん薬を服用していましたが、現在は完治しています。20歳を過ぎて勤めに出たこともありましたが、被害妄想とてんかん独特の性格の偏りのため人間関係も仕事もうまくいかず、10年前に年金が支給停止になって以降は生活保護を受給しています。A型、B型事業所への通所や一般就労も試みましたが、通ったり通わなかったりの状況で次第に仕事に行けなくなりました。また、いじめを受けた時のトラウマから『限定された言葉』を聞くと危機的な精神状態に陥り、自分自身をコントロールすることが難しくなっています。現在、ヘルパーさんに週2回訪問してもらっていますが、メンタルクリニックへの通院も途切れてしまい、こだわりや被害感などの症状が強く、日常生活もひどく制限され援助が必要な状態となったため、再び障害年金を受給することを考え始めました。計画支援の方から社労士に相談することを勧められ、ケースワーカーとの話し合いを経て障害年金支給停止事由消滅届の提出に関する手続きを開始することになりました。

現在の状態を記載した診断書、現在の困難な日常生活の状況についての資料を添付しました。

結果、障害基礎年金2級の支給停止事由が消滅しました。

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