Ｉさんは技術職として順調に仕事をしていましたが、営業職への職種転換から歯車が狂い始めました。異動直後からストレスが溜まりアルコールでごまかしながら仕事を続けるなか、飲酒してしまうと突然裸足になって道を歩いたり家財道具を壊すなど制御が効かなくなり、問題を起こすようになっていました。営業に　続きを読む＞＞

Jさんは職場内での人間関係に悩み、精神的にストレスがかかることが続いていました。かかりつけ医に相談後、処方された薬を飲みながら何とか仕事に行っていましたが、突然親の介護が必要になってしまいました。介護疲れから自分自身もイライラして眠れない日々が続き、希死念慮、不安、緊張頭痛の症状があり、　続きを読む＞＞

Lさんは幼稚園から中学校まで普通学級に通っていましたが、国語・算数・英語は苦手でした。高校に進学しましたが、仲の良かった友達が中退したことをきっかけにＬさんもやめてしまいました。その後は知人の会社で働いていましたが、その会社が倒産したため他の仕事を試んでみましたがどれも「できない」　続きを読む＞＞

Ｍさんは仕事もプライベートも様々なことが混乱し、夜眠れなくなっていたため病院を受診し、療養していました。しかし、数年経ってもなかなか改善には至らず、気力も集中力もなくなり仕事に関してはミスを重ねるようになっていました。働きたい気持ちはあったものの生活リズムが上手くいかず、これ以上働き　続きを読む＞＞

Ｎさんは仮死状態で生まれました。中学生になった頃、授業についていけなくなったことを小児科で相談したところ、発達の遅れを指摘されました。高校卒業後は就職を考えていましたが、採用試験を受けても全て不採用になってしまう状況で結局、知人の紹介により工場で働くことになりましたが、指示通りの作業が　続きを読む＞＞

Ｏさんは専門学校に通い始めた頃から、自分ができない物事によって日常生活に支障が出てきていることに気付き始め、自ら発達障害を疑うようになりました。人前での過度な緊張や憂うつ感を改善したいという思いを常にもっていたため、就職が決まり安定した生活が送られるようになった頃を見計い病院を受診しました。　続きを読む＞＞